当社は従来、税抜価格のみの表示でしたので、平成15年度の消費税改正に伴い、下記方針で総額表示に変更する予定です。
総額表示については日々議論が重ねられている状況ですので、社会情勢の変化によっては今後変更する可能性もありますが、概ねこのように決定致しましたので、敢えて公開致します。
平成16年4月1日以降、当店の価格表示は全て税込価格(例えば「105円」)を表示し、お買い上げ金額は、表示された税込価格にお買い上げ数量を掛けて計算します。
「105円(税込)」といった表示も行ないますが、「105円(本体100円)」や「105円(うち消費税等5円)」といった表示(税抜価格や税額の併記)は、行ないません。
なお、店頭販売時のレシートには、お買い上げ総額の105分の5を内税額として表示しますが、通信販売の計算書には内税額も記載しません。
総額表示への切り替えに際し、原則として販売価格水準や値引き率の見直しは行ないませんので、従来の税抜価格に105%を掛けた金額が、税込価格になります。
ただし、当店が為替リスクを負っております輸入商品(刺繍用品や・ビーズの一部など)の内、為替相場変動による販売価格の調整が遅れておりました商品につきましては、販売価格水準の調整を同時に行なう事もありますので、ご了承くださいますようお願い申し上げます。値上げになる商品も値下げになる商品(従来の税抜価格をそのまま税込価格とする実質値下げを含む)もございます。
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従来の税抜価格に105%を掛けた際、1円未満の端数が生じる場合は、次の通りの処理とする予定です。
(1) 本体価格(値引販売している商品の場合は、値引前)に105%を掛けて、税込価格を計算します。
1円未満の端数が生じる場合、税込定価が設定されている商品(毛糸や刺繍用品など多くのメーカーでは税込定価を記載したカタログを発行しています)は、その方式に従いますので、メーカーによって四捨五入の時も切捨ての時もあります。税込定価が設定されていない場合は原則として四捨五入しますが、値引き販売を行なっていない商品の場合は、お客様の負担増を避ける為、切り捨てます。
(2) 値引き販売を行なっている商品については、上記にて決定された税込価格に従前の値引率を掛けて税込値引価格を計算します。その際に1円未満の端数が発生する場合は、四捨五入します。
例えば、1本100円のDMC刺繍糸を10本お買い上げいただいた場合、従来は1本70円(30%引)でしたので、従来の計算では、
100円 x 70%=70円
70 x 10本=700円
700円 x 105%=735円 でしたが、
4月1日以降は
100円 x 105%=105円 ... 税込定価(この段階での端数処理はありません)
105円 x 70%=74円 ... 税込値引価格(この段階で四捨五入を行ないますので、結果として切り上げられます)
74円 x 10本=740円 になります。
値引きの基準になる価格が総額表示化で細かい金額になる為、このように値引き後の金額が従来より高くなるケースが発生しますが、税込価格が切り捨てられる場合など安くなるケースもありますし、上例の場合でも、実質値引率は29.5%になっておりますので、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。
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上記のように、メーカー様が税込希望小売価格を設定されている場合は、端数処理に関しましてもその方針に従います。値札付け替えなど事前準備の都合もありますので、一刻も早く税込希望小売価格を公開されますようお願い申し上げます。
商品のパッケージに価格を表示しない事をもって総額表示対応の終了と考えられているメーカー様もいらっしゃいますが、お客様に配付するカタログや品目表に価格を記載される場合やネット直販される場合もあろうかと存じますので、よろしくお願い申し上げます。
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